オーストラリアのメルボルン動物園は、動物たちに「果物断ち」をさせている。最近の果物には糖分が多過ぎて、動物たちを太らせ、歯を腐らせるからだ。餌に入れる果物を徐々に減らし、緑の野菜に置き換えている。とくに笹と果物ばかりに食べ物が偏りやすいレッサーパンダには、ビタミンとミネラルを詰めた特製の「パンダボール」も与えているという。今の果物は自然のままの昔の果物とちがい、品種改良や遺伝子組み換えで動物には不