大工人口の減少に歯止めがかからない。総務省の国勢調査によると国内の大工人口は1995年の76万人から右肩下がりで、15年には35万人まで減少。野村総合研究所(NRI)では、30年の大工の人数は21万人にまで減少すると試算し、このまま行くと住宅供給に支障が出かねないと警鐘を鳴らす。施工現場での人手確保が急務になりつつある中、ハウスメーカーは若手の人材育成などに力を入れる。17年度の新設住宅着工戸