トランプ大統領の「アメリカ第一主義」が、どんどん露骨になっている。6月15日、中国に対して、1102もの品目で、段階的に25%の関税を課すと宣言した。中国製品がアメリカ経済に打撃を与えている、とアメリカは考えている。今回の措置は、その対抗策だというわけだ。かたや中国も負けじと対抗措置をとってくる。アメリカ産の農産物、乗用車などに、25%の追加関税を課すと、すぐさま表明したのだ。まさに「貿易戦争」だ