1964年に開催された「東京五輪」を機に誕生した“モノ”は多い。東海道新幹線や東京モノレールの開業、ユニットバス、タクシーの自動ドアやピクトグラムなど…多数の“モノ”が誕生したことはあまりにも有名であろう。積水化学工業が発売した「ポリペール」もそのひとつだ。当時の日本は高度経済成長時代。東京都の人口は毎年30万人ずつ増えて、1962年2月に1千万人を越えていた。マンモス都市東京では、家庭ゴミも増大する一方で、