米国と中国の「貿易戦争」への懸念が強まっている。しかし三井住友アセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、「双方とも制裁措置の発動は一部猶予しており、『貿易戦争』という見方は行き過ぎだ。このため日経平均株価は持ち直し、2019年3月末には2万3300円程度になるだろう」という――。■米国が矢継ぎ早に強硬な通商政策トランプ米政権は発足2年目となる今年、強硬な通商政策を実行に移し始めた。年初からここま