会見を開いた東レの日覺昭廣社長。改ざんを把握してから1年以上公表していなかった(撮影:編集部)両社とも、“受け身”の会見だった。日本の製造業で「改ざんドミノ」が止まらない。神戸製鋼所に続き、三菱マテリアル、経団連会長の出身企業である東レでも品質データの改ざんが行われていたことが発覚した。8年間にわたり改ざん「不正確なうわさが流れるより正確な情報をご説明すべきと判断した」。11月28日午前の緊急会見で東レ