理研環境資源科学研究センター代謝システム研究チームの岡村英治特別研究員と平井優美チームリーダーの研究チームは6月14日、シロイヌナズナにおいてセリンの生合成を担う3-ホスホグリセリン酸脱水素酵素(PGDH)の新しい制御機構を発見したことを発表した。生体を構成するタンパク質に含まれるアミノ酸は20種類あり、その1つのセリンは、細胞膜を構成する一部の脂質やDNAやRNAなどの核酸の原材料でもある。また植物では、他のアミノ