2016年4月入社の就職活動で、経団連が指針とした「8月からの選考活動の解禁」は、約9割の企業で守られなかったことが、経団連自身の調べでわかった。2017年4月入社の新卒採用は、16年より2か月前倒しの6月解禁になるが、解禁日程は形骸化している。一方、16年春入社の就職活動は、学生側に有利な「売り手市場」だったことも確認され、より短期決戦となる17年春の就職戦線の行方が注目される。「実態に合っていないので、守らないの