目下国会で、将来の国運を決定づけ国民生活にも重大な影響を及ぼす、崇高な平和憲法の根本理念にも深く関係する戦後最重要な改変ともいえる、国家安全保障諸法案の改訂問題が“鋭意”?審議されている。しかしその実態は、肝心な国家の未来のあるべき姿や根本理念、基本方針などにまでは鋭く深く踏み込まれず、与野党共に、無味乾燥な法案改訂の語句表現にばかり拘って、不毛な論戦をただ延々と長時日かけて手続き上