憲法改正の実現に向けて、いよいよ本格的に動きだした安倍晋三政権。 その第一歩として、自民党が積極的な姿勢を見せているのが、新たな人権のひとつとして憲法に「環境権」を加えることや、巨大地震などの「緊急事態」に政府が対応するための「緊急事態条項」の新設だ。憲法9条改正はおいといて、野党の合意が得やすい改憲を優先的に進めようとしていることから、“お試し改憲”とも呼ばれている。