ロンドン五輪壮行試合となった男子サッカー=キリンチャレンジカップ2012、U-23日本代表×U-23ニュージーランド代表の一戦は、後半26分、徳永悠平が放ったミドルシュートのこぼれ球を杉本健勇が押し込み、先制点を挙げるも、後半ロスタイムも残り1分、日本はパスミスからまさかの失点。勝利を目前に痛いドローに終わった。

この試合中、自身の公式ツイッターを更新し続けたサッカー解説者・セルジオ越後氏(@sergio_echigo)は、前半から「ボランチにボールが収まらない。全くゲームを作れてないよね。壮行試合らしからぬ内容がおそまつだよ。」「ロスタイムのいらない前半だね。内容もプアだね。内容云々よりも急ぎすぎた展開で、遊び心の無いまるで高校サッカーの決勝だね。」と苦言を呈していた。

そして、試合が後半に入ると「今日の試合は体勢的に貰いにくいパスが多すぎだね。」と指摘し、その他にも「こんな暗い壮行試合は初めてだね。」「時間の無い中でベストメンバーで望めず、現段階のごたごたが現れた試合だった。本当に良いところなく試合を締めくくった。なでしこに助けられた壮行試合だったね。」と呟き、同氏のスタッフが「本日の結果に激怒中」と最後に付け足した一戦を締めた。