鶏卵価格が年明けから15年ぶりの安値となり、養鶏業者の経営を圧迫している。供給過多で需要が追い付いていない。飼料高も重なり、生産者からは価格低迷はいつまで続くのかとの悲痛な声が上がる。国と生産者で拠出する経営安定事業は、資金が枯渇する恐れがあり、生産者の不安は増すばかりだ。(鈴木薫子)15年ぶりキ