ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたこの天体は「Sh 2-106」と呼ばれる小さな星形成領域。「S106」と略されることが多いこの天体は、はくちょう座の方向約3300光年の位置にあります。「S106」の中心部には、大質量の星である「S106 IR」が存在し、双極に吹き出す砂時計状のガスの星雲と、その中に見られる乱流を作り出しているとい