AKB48第5回選抜総選挙が6月8日に開票され、指原莉乃が1位、大島優子が2位、渡辺麻友が3位という衝撃的結末で終わった。
 昨年6月、ファンとのセックススキャンダルで福岡のHKT48に左遷されたはずの“色物”指原がトップという事態に、AKBメンバーの多くはあきれ果て、激怒。大量離脱や、グループ崩壊説まで浮上し始めている。

 指原の1位が決まった直後、主要メンバーは口々に楽屋裏で怒りをあらわにしていたという。
 「特に、連覇を逃して2位になった大島の怒りはすごかった。『何この選挙? 笑っちゃうよね。指原が1位じゃ、コミカルグループになる。涙すら出ないよ。まじめにやってるのがバカバカしい』などと吐き捨て、ゲストとして来ていた前田敦子も『さすがにひどすぎるよね』と同意していたそうです」(芸能記者)

 5位に入って体面を保ったものの、「卒業」を発表した最年長メンバー篠田麻里子も、指原1位に愛想を尽かしていたという。
 「5月22日に公表された速報順位で指原がぶっちぎりの1位になったことで、篠田は完全に卒業の決意を固めたようです。周囲に『指原が1位になるようじゃもう、私がまじめにやる意味ないよ』とつぶやいていたとか。グループ総監督の高橋みなみも『指原に負けたら土下座する』とまで言い切っていたが、『土下座するくらいなら総監督をやめる』と言い出しているそうです」(芸能プロ幹部)

 そもそも、指原はグループの「恋愛禁止」を破った“違反者”なのに、なぜかこの1年、テレビに出まくってチヤホヤ。それで1位では、禁欲生活を強いてきた主力メンバーがやる気をなくすのもわかる。

 今回の結果をうけ、メディア間でも本格的に「AKBはそろそろ終わりじゃないか」との声が出始めているようだ。
 「中国人が“チャイナマネー”を投じて指原に9000票以上を投じたという話も報じられました。つまり、カネがあればいくらでも投票できる“金権選挙”であり、公平性が疑わしい。頑張った者が報われる選挙でなければ…。AKBは崩壊が始まると思います」(アイドルライター)

 このバカ騒ぎ、いつまで続くのか。