2013年3月5日、中国の深刻な大気汚染が日本に波及する可能性を懸念されている問題で、熊本県では汚染原因とされる超微粒子PM2.5の観測値が、初めて国の暫定指針値を超えるとの推測を発表した。

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春季は偏西風によって黄砂と共にPM2.5が日本へ飛来することが予想されており、政府は先月末、その暫定指針を定めている。「1立方メートルあたりの観測値が、1日平均にして70マイクログラム」というのがその数値だが、熊本県では同日、これを超える値が観測されるおそれがあるとして県内に注意を呼びかけた。この暫定基準が定められて以来、注意喚起されたケースは全国初だ。

これと前後して、日本が申し出た汚染対策への協力案に中国が難色を示しているとの報道も伝えられている。“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでは、これらの報道を目にした人々が、自国よりはるかにましな日本の状況について、皮肉なつぶやきを次々と放っている。以下はその一部。

「たいしたことない、こんな数値なら」
「それでも北京よりはぜんぜんましだよ、この程度で注意喚起だなんて」

「窓の外は一面、灰色。青い空は高望みとなってしまったのかしら」
「こちらの状況はというと、うちのワンちゃんにもマスクをつけてあげたいほどです」
「我々など生きる掃除機なのである」

「大丈夫、北京の人民たちはまだ持ちこたえていますよ」
「中国人にとっては、これは“いい天気”の範ちゅうである。日本人は抵抗力が弱いのでは。中国人は最悪な天気でもちゃんと生活しているし、有害物質におかされた食べ物もきちんと消化しているぞ」
「日本の人民よ、安心せよ。死にはしないから」

「はいはい、日本は中国よりましだと言いたいんでしょ」
「これで中国はもっと嫌われ者になるんだね」

「いいことじゃないか。少なくとも政府が住民に対して誠実に情報公開しているんだから」

「環境汚染に国境はない(原文ママ)」
「あのイカれた国(=中国)が、体面のために日本の技術援助を拒否したって?!大きな迷惑だぁ」(翻訳・編集/愛玉)