ネットサーフィンが好きな人なら、必ず一度はQ&Aサイト「OK Wave」にアクセスしたことがあるのではないでしょうか。

 誰もが気軽に疑問に思ったことを質問でき、それに誰もが答えることができるウェブならではのサービス「OK Wave」。今でこそ、広い知名度を誇りますが、その設立者である兼元謙任さんの人生は、必ずしも成功ばかりではありませんでした。

 1997年10月。兼元さんは上京し、頼りにしていたある企業の社長に仕事をもらうために面会します。しかし、そこで社長がかけた言葉は「君には意味がない」という言葉でした。つまり、門前払いです。

 途方に暮れた兼元さんはホームレス生活を余儀なくされますが、そのホームレス生活は壮絶でした。
 コンビニやファストフードのお店から賞味期限切れのお弁当をもらう「エサ取り」をしながら食いつなぎますが、時には食べ物にあたり、下痢や高熱にうなされることもあったそうです。もちろん病院には行けません。保険証を持たない兼元さんは、病院に行っても全額負担となるため莫大な額を請求されるのです。

 そんなホームレス生活で出会った様々な人たちと話すうちに、兼元さんは自分の生きる道を再確認します。

 「僕にはやっぱりデザインの仕事しかないな」

 再び頼りにしていた社長に毎日会いに行き、話を聞いて、徐々に仕事をもらえるようになっていく兼元さん。そして、今や「OK Wave」は人気サイトとなり、十数億円の売上規模の会社を経営するまでになりました。

 『元ホームレス上場企業社長のリアルな「お金」の話』(こう書房/刊)は、兼元さんの壮絶な半生とともに、「お金」のありがたみや大切さがつづられた一冊です。
 もし「お金」があることが当たり前だと思っていたら、ちょっとこの本を開いてみてください。「お金」がいかに尊いものか、再確認できるはずです。
(新刊JP編集部/金井元貴)


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