LGBTを題材にした映画『アスリート 〜俺が彼に溺れた日々〜』が13日、今年で4回目の開催となった「秋葉原映画祭」においてプレミア上映され、ジョーナカムラら出演者と大江崇允監督が登壇した。

今作で「初主演を任されたのですが…」と話し始めた、ジョー。「それでいて、"男性との絡み"も初体験。恥ずかしかったのですが、皆さんの興奮を引き出せたら、僕の本望です」とキッパリ伝えた。

▼ 『アスリート 〜俺が彼に溺れた日々〜』舞台あいさつにて

(左から)ジョーナカムラ、こんどうようぢ


そして、ダブル主演を担った、こんどうようぢがマイクを握り「先程まで、自分が出た作品を劇場の後ろの方で観ていました」とあいさつ。「大きなスクリーンで見ると迫力があったのと同時に、メチャクチャ恥ずかしかった。それでも、皆さんが喜んで頂ける作品になっていたら良かったと思います」と客席に反応を確かめ、拍手を浴びた。

始まったトークショーにおいては、やはり"男性との絡み"が話題となり、「ジョーさんに抱かれる役どころ…、難しかった」と率直な思いを語ったのは、こんどう。「だって、抱いた経験も抱かれる経験も無かったから」と打ち明け、笑い出した。

さらに「ジョーさんに、手取り足取り教えていただいて」と振り返ると、今度は客席からの笑いを起こした。


ジョーナカムラ



こんどうようぢ


濡れ場の一つを思い出し「抱かれたとき、手をどの位置に置いていいかだったり、脚をどう開いていいか分からなくて…」と周りに連想させた。

「でも、そうったシーンも皆んなで考えて(役どころの)悠嵩の心の葛藤も演じていきました。深く考えていって、自分なりにひねりだしたものもあります。今回、初めて出させてもらった映画で、こんなに難しい役をいただけた。役者として、とても成長出来たと思います」と演じきれた手応えを示していた。

今回の舞台あいさつには、田崎礼菜(notall)、橋本彩花、いちる(Vipera)、美羽フローラ(KIS)、梅垣義明も登壇。また、GOW(ガウ)による主題歌「ねぇ、だって」の生披露もあった。

▼ 『アスリート 〜俺が彼に溺れた日々〜』舞台あいさつにて

(左から)大江崇允監督、美羽フローラ、いちる、田崎礼菜、ジョーナカムラ、こんどうようぢ、梅垣義明、橋本彩花、GOW



田崎礼菜、ジョーナカムラ


▼ 『アスリート 〜俺が彼に溺れた日々〜』予告映像


『アスリート 〜俺が彼に溺れた日々〜』は全国順次、今春から上映予定。