アニメファンの間では、作品のモチーフとして描かれた場所を巡る“聖地巡礼”が根強い人気。なかには、自治体が積極的に紹介しているケースや、スタンプラリーやオリジナルグッズが用意されている聖地もあるという。

【写真を見る】本物とそっくり!「おおかみこどもの雨と雪」の山中を駆け回るシーン/(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

数あるアニメの聖地の中から、絶景が楽しめるスポットをピックアップして紹介したい。

■「おおかみこどもの雨と雪」(富山県・みくりが池)

山中を駆け回るシーンで雨が見た、湖と山々の雄大な景色。こちらは、富山県にある立山連峰と中新川郡立山町にある湖、みくりが池がモチーフになっている。

■「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」(神奈川県箱根町)

神奈川県箱根町の芦ノ湖北岸に作られた使徒迎撃のための要塞都市“第3新東京市”。劇中では、第五使徒の侵入シーンが描かれている。

■「時をかける少女」(東京都・荒川河川敷)

夕焼けの中、土手を自転車で走るシーンは、荒川の河川敷もモチーフの一つ。同じ形の橋はないが、対岸には高速道路が走り、日暮れの美しさもリアルに再現されている。

■「サマーウォーズ」(長野県上田市・上田城)

主人公がヒロインと共に訪れる、長野県上田市にある旧家。家全体を見渡すシーンに登場する門は、上田城の東虎口櫓門(ひがしこぐちやぐらもん)がモチーフになっている。

■「秒速5センチメートル」(東京都渋谷区・参宮橋駅)

初恋の相手と大人になってから偶然すれ違うラストシーンのモデルになったのは、小田急線沿い参宮橋駅近くの踏切。画面右の桜の木以外はほぼ同じなので、作品を見てから立ち寄ってほしい。

【東京ウォーカー】