今週29日(木)から10月1日(土)にかけて、熱帯低気圧が沖縄地方に近づき、影響を与えるおそれがあります。台風にまで発達するかどうかはまだ不確実ですが、まとまった雨が降り、海上では波が高くなるでしょう。

週間天気 10月1日(土)までは熱帯低気圧による激しい雨や高波に注意

あす28日(水)は、にわか雨がありそうです。晴れる時間が長いですが、ときどき雨雲が流れ込むでしょう。

あさって29日(木)から1日(土)にかけては、熱帯低気圧の北上により、局地的に激しい雨が降る見込みです。高波にも注意が必要です。

2日(日)はゆっくりと天気回復し、次第に晴れ間が出るでしょう。

気温は、平年より高く、日中は30℃前後まで上がる日が多い見込みです。10月に入っても残暑はまだまだ続きそうです。

熱帯低気圧は30日(金)ごろ沖縄地方に接近か

予想天気図を見ると、沖縄の南に「低」マークがあります。この低圧部が今後熱帯低気圧になり、発達するおそれがあります。29日(木)から30日(金)にかけてこの熱帯低気圧が北上し、沖縄地方に近づく見込みです。この熱帯低気圧がさらに発達し、台風になるかどうかは不確実ですが、今後の動向に注意が必要です。

29日(木)から、大東島や沖縄本島で雨が降り出し、海上ではうねりを伴って波が高くなる見込みです。

30日(金)は、熱帯低気圧が沖縄地方付近に最も接近するでしょう。本島を中心に激しい雨の降るおそれがあります。先島諸島も次第に雲が広がり、雨が降る所もあるでしょう。

1日(土)の午前は雨が降ったりやんだりの天気ですが、午後は次第にやむところが多くなる見込みです。

熱帯低気圧の進路や進むスピードによって、雨の降る時間や地域が変わる可能性があります。また、発達の程度によっては、風が強くなることも考えられますので、最新の情報に留意してください。