プロ野球・巨人の原辰徳監督と元ニューヨークヤンキース選手の松井秀喜さんが12月17日、東京・有楽町の外国特派員協会で記者会見を開いた。チャリティーイベントの紹介が主な内容だが、イベントの特別協賛社が森永製菓ということもあり、「試合中にガムをかむ」ことが話題になった。

今回のイベント名は「2015ハイチュウプレゼンツ トモダチチャリティベースボールゲーム」で、「ハイチュウ」がクローズアップされている。そこで、会見の質疑応答では記者から、「巨人の選手が試合中にガムを噛んでいるところを見たことがない。内規があるのか」という質問が飛んだ。

これに対して原監督は「まず、森永製菓のハイチュウはガムではありません」と切り返して、記者たちの笑いを誘った。

さらに、2014年度から、チームの規則として、ガムを噛むことを禁止していることを説明。

「しかし、ベンチでどうしても余計なことを言ってしまうような時があります。そういうときはハイチュウ、あるいは飴玉をしゃぶっております」と「オチ」をつけて再び会見場が笑いに包まれた。

松井さんも「私もジャイアンツで育った人間ですので、試合中にガムを噛むという習慣はありませんでした」と語った。

メジャーリーグに移籍してから、他の選手の真似をしてガムをかんだことがあるが、「なんかツバばっかり出て、全然美味しくなかったんですね。やはりそういうのに慣れない人間だったんだと思います」と話していた。

今回のチャリティーイベントは、東日本大震災で被災した子どもたちを対象に、松井さんと、元ヤンキースのデレク・ジーターさんが参加して、来年3月21日に東京ドームで開かれる。

(弁護士ドットコムニュース)