世界的に見ても、日本には苗字や名前のタイプが多いと聞きます。そのためか、これまで一度も会ったり聞いたりしたことがないレアな名前を持つ人も。そこで今回は、超レアな人名について読者448名に聞きました。

Q.実際にあったことはある? 超レアな人名を教えてください(複数回答)
1位 霊界堂(れいかいどう) 18.5%
2位 新渡部(にとべ) 13.6%
3位 神太麻(こだま) 8.7%
3位 四万村(しまむら) 8.7%
5位 日雨孫(ひうぞん) 8.0%

■霊界堂(れいかいどう)
・「漫画『幽遊白書』を思い出す」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「ミステリー小説の登場人物にでもいそう」(27歳男性/マスコミ・広告)
・「先祖は何者? ってみんなに聞かれていそう。私も聞くだろうけど」(32歳女性/通信/販売職・サービス系)

■新渡部(にとべ)
・「結構いる名前だと思う。実際まわりに2人いるので」(30歳男性/自動車関連/技術職)
・「お札の人しか知らない」(36歳女性/小売店/事務系専門職)
・「小学校の頃、新渡戸さんがいました。もちろんニックネームは5,000円でした」(26歳女性/医療・福祉/専門職

■神太麻(こだま)
・「いないとは思うがいたら面白そう」(26歳女性/金融・証券/営業職)
・「神々しい」(34歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「どれも読めないと思う。いまだに会ったことはないです」(27歳男性/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)

■四万村(しまむら)
・「特にレアとは意識しなかった」(23歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「ファッションセンターみたいだから」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/専門職)
・「大学生のときに先輩にいた」(23歳男性/小売店/営業職)

■日雨孫(ひうぞん)
・「いじめられそう」(26歳女性/医療・福祉/専門職)
・「響きが良い」(31歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「海外由来?」(26歳女性/警備・メンテナンス/事務系専門職)

■番外編:レアな人名さんに会ったことがある!?
・新古谷(あらこたに)「会社関係の方で電話のメモが置いてあった時、新谷それとも古谷と、メモを残した人が間違えたのかと思ってしまった」(26歳女性/建設・土木/事務系専門職)
・山瓶子(やまちょうじ/やまちょうし)「知り合いにいる」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)
・口寸保(くちすぼ)「酸っぱそう」(24歳男性/電機/技術職)

●総評
1位は「霊界堂(れいかいどう)」でした。「霊」という単語が人名に入っているのが珍しい、という声が非常に多数。中には「かわいそう」「不吉だ」というコメントも。一方で、小説や漫画・アニメの世界に登場しそう、という意見も目立ちました。

2位は「新渡部(にとべ)」。「5,000円札の人」は、正確には最後の漢字が「戸」、つまり「新渡戸」です。こちらであれば、これまで見たことがある、との意見がチラホラ。ただ実際にはそのあたりはあいまいなよう。

「子孫に会いたい」など、「新渡戸稲造」をイメージする人が圧倒的でした。

3位は同率で「神太麻(こだま)」と「四万村(しまむら)」がランクイン。「こだま」に関しては「すごい」「神々しい」というコメントが多数。一方で、「しまむら」は誰もが知っているアノお店のイメージが強いようです。

ランキング外のコメントも含め、「漢字が一文字違う苗字なら会ったことがある」「過去に1人だけいた」という人が結構いました。まだ出会っていない人は、これからどこかで出会うかもしれませんね。

(文・OFFICE-SANGA 杉山忠義)

調査時期:2014年8月14日〜2014年8月21日
調査対象:マイナビウーマン読者
調査数:男性163名、女性285名
調査方法:インターネットログイン式アンケート