20日放送の情報番組「Mr.サンデー」(フジテレビ系)で、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる連続脅迫事件で、犯人が使用し話題となった「無敵の人」との言葉に、司会者の宮根誠司氏が違和感を示した。

番組はこの日、同事件で威力業務妨害罪に問われた元派遣社員、渡辺博史被告の半生を特集した。

渡辺被告は、初公判の意見陳述で、自身を「無敵の人」と表現。「無敵の人」とは、人間関係も社会的地位もなく、失うものが何もないことから罪を犯すことに心理的抵抗のない人を指すネットスラングだ。

しかし宮根氏は、ネット上で使われる「無敵の人」との言葉の定義に納得がいかない様子。

VTRが終わると「クソみたいな人生ですけど、なんとか生きて、最後に自分の命を投げ出すくらい大切な人を助けるっていうのが『無敵の人』って言うんだと思いますけどね」とし、「何もない人が『無敵の人』と言うのは、僕はおかしいと思います」と苛立つように述べた。

渡辺被告は意見陳述で、格差社会についても触れ、「これからの日本社会は『無敵の人』が増えこそすれ、減りはしない」と今後の日本を憂うような発言をしている。しかし、宮根氏は「無敵の人」という言葉そのものが受け入れ難いようで、格差社会の問題よりも言葉に注目し、拒否感を示した。

同事件についてコメントを求められた谷口真由美氏は「これだけ自己分析できる人なのに、これまで人との関わりの中で自分のことを変えてくれる人がいなかったのか、せつない」と発言。木村太郎氏は「この子、能力ありますよ。なぜ格差社会に落ち込んだのか分からない。彼には色々な可能性があったんじゃないか」と話した。

一方、検察は渡辺被告に対し、威力業務妨害罪ではもっとも重い懲役4年6カ月を求刑した。

【関連記事】
宮根誠司氏が妻の不倫によってできた子供を気遣う「お子さんの人生が1番ですから」
「ミヤネ屋」で「幽霊が映った」とネットで話題に
田原総一朗氏がTV番組で「韓国人は実は反日ではない」と主張するも宮崎哲弥氏ら出演者からは猛反論

「宮根誠司」をもっと詳しく