中国メディア・中国網は23日、韓国KBSテレビの記者がサッカーワールドカップ(W杯)の会場で現地時間21日、自らの取材許可証(ADカード)を同僚に貸した不正行為で現地警察に身柄を拘束されたと報じた。

 記事は、この記者が試合会場に入場したのち、会場の外で待つ同僚に自らのADカードを渡そうと試みた結果、警察に見つかった調査を受けたと紹介。

 規定によるとADカードは本人による取材時のみ使用可能で、無断で他人に貸与した場合には本人のみならず所属メディアまで取材禁止処分が下される可能性があると伝えた。

 記者は警察の取り調べを受けたのち釈放されたとのことで、国際サッカー連盟とKBSテレビがそれぞれ調査を進めているという。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)