iPhoneのバッテリーの持ちが良くないとき、動いているアプリを終了したほうがいいと思っている人は多いでしょう。PCであればこの意見は正しいのですが、以前Genius Bar(Apple Storeの製品サポート部門)で働いた経験を持つライターのScotty Loveless氏は、iOSにこの意見は当てはまらないと言います。

PCの場合、たくさんのソフトウェアを開けば開くほどコンピュータの動作量も多くなり、バッテリーを消耗します。しかし、iOSでは少し状況が違うようです。

アプリを終了することでiPhoneのメモリから消去できます。それ自体は問題ないのですが、そのアプリを後で立ち上げる時、同じアプリを再び読み込ませなくてはいけません。このように読み込んだり解放したりといった作業を繰り返すと、iPhoneに負荷がかかります。そもそも、iOSは多くのメモリが必要な作業をする場合、古いアプリを自動的に終了しています。つまり、アプリを終了する作業はすでにiOSが行っていることなのです。

実際のところ、バックグラウンドのアプリは全く動いていません。設定の「Appのバックグラウンド更新」をオンにしていない限り、アプリがバックグラウンドで動くことはないのです(ただ、音楽の再生、位置情報サービスの利用、音声の録音、SkypeのようなVOIPの着信は例外です)。ちなみに、アプリがバックグラウンドで動いている時は、バッテリーアイコンの横にアイコンが表示されるようになっています。


バックグラウンドのアプリを終了するのは何の役にも立たないだけでなく、長い目で見てデバイスに過度の負担を強いることになります。Loveless氏は、この他にも、バッテリーの持ちを良くするコツを紹介しています。英文リンクですが、興味があれば参照してみてください。


The Ultimate Guide to Solving iOS Battery Drain|Overthought via MacStories

Thorin Klosowski(原文)

外部リンク

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