ナポリのラファエル・ベニテス監督が、スペインのラジオ『オンダ・セロ』で、古巣インテルについて次のように話した。

「我々は非常に消耗していたチームで2つのタイトルを獲得することができた。チーム強化への投資があると言われていたが、それは実現しなかったんだ。不可能な状況だった。まったくサポートはなかったよ」

「人は違う覚え方をしており、3年が過ぎている。その間にマーケットで大金を投資したが、インテルはまだ困難にある。ナポリの会長は、チームが国際的なアピール力を持つことを望んでいる。あらゆるレベルですごいモチベーションと野心を持っているんだよ」

また、ベニテス監督はFWホセ・カジェホンについて、このように述べている。

「彼はとてもうまくやっている。このまま続ければ、代表に招集される可能性も高いと彼には伝えたよ。スペイン代表入りに向けて彼に注目していると聞いたんだ」

スペインのマーケットについては、次のようなコメントを残した。

「検討しているよ。クオリティーのあるマーケットで、各クラブが困難にあることから、価格は下がっている。もちろん、お金を使うにはクラブの財政管理によるところが大きい。そしてそれはピッチでの結果次第だ」

「ここには、突然1億ユーロ(約140億円)を投資する会長などいない。クオリティーを失うことなく、バランスを保とうとしている。今年の我々は非常にうまくやってきた。チームの平均年齢は下がり、戦力は増している。このまま続けていきたいね」

最後に、ベニテス監督は黄色のユニフォームについて、このように話している。

「普通のことであり、簡単なことさ。ここではゲン担ぎがとても大事なんだよ。我々は黄色のユニフォームで良い結果を出してきたから、それを使い続けているんだ。幸運をもたらしてくれている限り、続けていくよ」