この世界には私たちの知らない食べ物がまだたくさんあります。和食でも高級なものなどは、一生に一度食べれるかどうかですよね。高すぎて食べられないものより、より身近にあって今まで巡りあったことのない食べ物に目を向けてみませんか?

●プラホック―カンボジア
カンボジアにはプラホックと呼ばれる魚料理があります。これは国を代表する料理なので、カンボジアに旅行に行った際はぜひ試してみたい一品です。これは、料理というよりはどちらかというと調味料のようなものです。

魚を発酵させてつくるもので、3年間は保存が利くそうです。カンボジアに行くとこの腐った魚のような匂いがそこらじゅうに立ちこめていますが、それがこのプラホックです。カンボジアのほとんどの料理にこのプラホックは使われていますので、日本で言うしょうゆとかみそのようなものですね。意外とはまるおいしさなので試してみてはどうでしょうか。

●ヘビの心臓―ベトナム
ベトナムというと、アオザイを着た美しくおとなしい女性たちやしとやかなアジアの国というイメージがあるかもしれません。しかしベトナム人たちの大好物はヘビの心臓だそうですよ。ただの心臓ではなく、まだ動いているものだとか。飲み会の時などは、ヘビの血をウォッカで割って、この動いている心臓を一緒にグラスにいれて一気にいくのが最高のぜいたくだそう。ベトナムで飲み会に誘われたら要注意です。トライした日本人は意外においしいというコメントを残してますよ。

●ベレス―ハンガリー
ハンガリーはソーセージがおいしいと評判の国ですが、気をつけないとベレスとソーセージをまちがえてしまうかも。一見普通のソーセージにしか見えないベレスですが、これはブタの喉を?き切って、取り出した血を煮詰めて、ソーセージのようにしたものです。でも動物の血って意外と臭みがないので、食べてみたらおいしいかもしれませんよ。

●カース・マルツ―イタリア
カース・マルツってなんだかイタリアのとてもおしゃれな料理の名前みたいですよね。でもこの言葉を直訳すると「腐ったチーズ」という意味になります。見た目もおいしそうなのに、なんでそんな風に呼ばれるのでしょうか。なぜならこのチーズの中には生きたウジ虫が入っているからです!チーズバエと呼ばれるハエの幼虫が中に入ることによって、腐っているという段階まで発酵がすすむのです。柔らかく発酵したチーズは絶品ですが、イタリア人の中でもこのチーズを食べる時は、目をおおう人もいるのだとか。

ゲテ物と言われそうなこれらの食べ物ですが、日本人が活き造りを食べていると、外国人は「生きた魚を食べている!信じられない!」とどん引きします。ゲテ物はその国の人たちにとっては当たり前のおいしい食べ物たちなのです。恐れずにトライすれば、新しい世界へ行けるかも!

参考:THe weird food bucket list
http://www.news.com.au/travel/travel-ideas/the-weird-food-bucket-list/story-fnjpja3r-1226753998271