ノーブラ、ノーパンで外出する「ノー・ノー女子」が増えつつあるという。

本誌連載企画『OL萌え萌え倶楽部』のメインライターで、1000人以上のOLとネットワークを持つ池田佐知子氏が証言する。

「これまでは『ノーブラ=胸が垂れる』と思われていましたが、今年5月にフランスのある教授が『ブラをつけると胸を支える組織が発達しなくなる=胸が垂れる』という研究結果を出したそうで。そういう情報に詳しい感度が高い女性を筆頭に、一般女性にまで、ブラはなるべくつけないほうが良いという意識が浸透してきているようです」

では、パンツについては?

「レディー・ガガやリアーナなど海外アーティストたちのノーパン外出や過激な衣装にインスパイアされたファッショナブル系の女性たちのノーパン化ですね。あとは干物系の女性がなるべく洗濯物を増やしたくないからと下着をつけなくなっているようです」(ライター・池田氏)

もっともらしい理由とはいえ、にわかには信じがたい。実際のところどうなのか、100人の20代OLに“ノー・ノーアンケート”を実施したところ、こんな結果が出た。

「この夏、あなたはノーブラで外出したことがありますか?」という問いに対して、100人中94人が「ある」と回答。そのうちの70人以上がゴミ出しやコンビニまで出かけ、半数が自転車で行ける範囲まで出ており、10人が女友達と外出、5人が彼とのデートに繰り出している。

一方、「あなたはノーパンで外出したことがありますか?」という問いには「ある」と回答した女性が12人だった。

アンケートではノーブラ女子の増加を裏付ける結果となったが、ノーパンとなると少々ハードルが上がる実態もわかった。

ノーブラになる理由の多くは、「夏は暑いし締めつけられるのがイヤ」だとか。このほか「ノーブラのほうが似合う服があるから」(アパレル・25歳)という意見もあった。

一方、ノーパンになる理由はというと、「Hな気分のとき、こっそりノーパンで出社します」(家電・27歳)、「彼とのデートのとき、Hを期待して」(通信・27歳)。

なかにはこんな理由も。

「小さい頃から、テストとかで緊張する日ほどノーパンで通学するクセがあって。大人になってからは仕事で打ち合わせや会議があるときなど緊張する日にブラをつけない&パンツをはかないで出勤すると、なぜか集中力が高まって落ち着くんです」(栄養士のみきちゃん・28歳)

こんな情報を聞いてしまうと、これから目のやり場に困りそうだ。

(取材/河合桃子)

■週刊プレイボーイ37号「ノー・ノー女子の知られざる生態!!」より