最近スマホでゲームを始めたら、右手首や右ひじがなんとなく痛いような…。画面をタップするときに、どうしても力が入ってしまい、最近肩こりも感じるようになりました。
そこで、調べてみたら、スマホを長時間使っていることが原因で起こる病気があることが判明!肩こりやひじ、指、首などに痛みを感じたら、ちょっと危険かもしれません。
スマホのもち方に注意!小指が変形する「テキスト・サム損傷」
小指の第一関節と第二関節のあたりにへこみができたように小指が変形してしまう「テキスト・サム損傷」という症状がネットでも話題となっています。これはスマートフォンのもち方によって起こるものなのだとか。小指でスマホの下部を支える持ち方で長時間スマホを使っているとスマホの重みで小指が変形してしまうと考えられているようです。
スマホを長時間使用していると、指を伸ばす筋肉と曲げる筋肉のバランスが崩れ、関節の障害や腱鞘炎などを引き起こすリスクが。また肩に力が入りやすく、肩こりや頭痛、さらにはめまいや吐き気の原因にもなるとのこと。さらに、指や手首などが痛む「スマホ腱鞘炎」も増加しているようです。
首が危ない!?「テキスト・ネック」
前かがみになってスマホを長時間操作していると危ないのが「テキスト・ネック」。首の張りや頭痛、肩の痛み、ときには腕や手の痛みなどの症状などが出て、発生した痛みは、その後一生続く場合があるそうです。
頭の重さは4.5〜5.5キロほどで、首と肩は、下を向いた状態でこの重量を長時間支えることができないとのこと。特に子どもは、体に対する頭の比率が成人よりも大きく、危険性が高いそうなので、要注意ですね。
この「テキスト・ネック」を防ぐには、背骨と首を一直線に保つことを意識して、スマホを高い位置に持ち上げて操作することと、休憩と、頭や首、背中のストレッチを行うことを忘れてはならないとのこと。
何よりも、スマホを長時間操作してしまう原因を考え、意識してスマホを見ない、触らない時間を増やすのが一番の対策かもしれません。
スマホの使いすぎにご注意を!
■スマホのリスク
【参考資料】
スマホ使いすぎで小指が変形した! 「怖すぎる症状」の訴え増える
(ライター:栗山佳子)
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