一説によると、世の人妻の9割は浮気願望があるとささやかれている。その真偽を確かめるため、本誌では25歳から35歳の人妻100人に浮気(婚外恋愛)に関するアンケートを実施。彼女たちのセックスライフを調査した。

その結果を見ると、「嫌いではない男性から夕食に誘われた場合」半数の人妻がついていき、「飲み会などで求められたら、どこまで許すか」という質問には、キスが1位(23%)でペッティングが2位(11%)という回答。対して、エッチ(5%)やフェラ(3%)はかなりハードルが高いことがうかがえた。

『2人で愉しむ新・大人の悦楽』(ナガオカ文庫)や『男が知らない「オンナの本音」名言集・気持ちいいこと。』(宝島社)などの著書があり、女性のセックスライフに詳しいライターの吉田潮さんがこう解説する。

「ペッティングって手マンも入ってますよね。手マンはさせても、フェラはしないって、すごく中途半端じゃないですか。これは手マンは気持ちがいいけど、フェラは自分は全然気持ちよくないっていう判断ですよね。人妻は自分の快楽には貪欲だけれども、相手の快楽には参加しませんということなんでしょうね」

ダンナとのセックスに満足できていないからなのか、人妻はまず自分が満足できることを優先したいらしい。じゃあ、キスや手マンまででなく、実際にセックスまでいける確率はどれくらいあるか。

「一夜限りのエッチならしてもいいと思うか?」という質問には、なんと25%の人が「はい」と答えている。つまり、人妻の4人に1人は出会ったその日にセックスまでOKと思っていい……?

さらに、「現在、セフレはいますか?(いたことはありますか?)」、「後腐れのないセフレは欲しいですか?」という質問には、5人に1人(約20%)が「セフレが欲しい」と回答した上、「現在、セフレがいる」「過去にセフレがいた」と答えている。

また、セフレ以外でも「自分からエッチに誘うか?」という質問には、約6人に1人(16%)が「自分から誘う」と答えている。

そんな人妻たちは、「セフレ」の魅力をどのようにとらえているのだろうか。

「ダンナはごくごく普通のエッチしかしないけど、セフレはエッチで冒険させてくれる」(29歳)

「セフレと知り合って、自分がMだということを知りました。まずは目隠し、次に手を縛られ、そして足。彼の誕生日には全身を縛られて、気持ちよくて泣いてしまいました。今度は裸+コートで街を歩かせるよと彼に言われて緊張しています」(26歳)

「主人には『クンニをしてほしい』とは言えないんですが、セフレなら言えます」(31歳)

どうやら、普段ダンナとはできないプレイを楽しみたい、そして満足したいというのが、人妻の本音のようだ。

(取材・文/村上隆保 イラスト/はまちゃん)

■週刊プレイボーイ18・19特大合併号「あえて人妻を狙え!『私たちもっとエッチがしたいんです!』」より