カターニアからUAEのアル・ナスルへ期限付き移籍した日本代表FW森本貴幸が入団会見を行った。その模様をUAE紙『The National』が伝えている。
 背番号9のユニフォームを手に会見へ臨んだ森本は、「状態は良いですし、これから数ヶ月間、ここでプレーすることを楽しみにしています。監督をよく知っていることも、移籍した理由の一つです。この国のリーグには、ルカ・トーニ(現フィオレンティーナ)やアサモア・ギャンのように今も昔も多くの有名選手がプレーしています。プレーすることが楽しみですし、可能な限り得点を挙げたいです」と意気込みを語った。

 またアル・ナスルの指揮官を務め、カターニア時代には森本を指導したワルテル・ゼンガ監督は、「彼はまだ24歳と、とても若く、このクラブの将来を表していると思う。(カターニア時代の同僚)ジュゼッペ・マスカーラとの関係性は、我々にアドバンテージだ。彼は本当に働き者で、決して諦めない典型的な日本人のスタイルを持っている。このような選手をチームに迎えられることができて、本当に幸せだよ」と活躍に期待を寄せている。