「エヴァンゲリオン×美少女写真展」のヴィジュアルが先行公開された。作られたその画には、ガールズユニット・9nineの川島海荷(18)が、綾波レイに変身。そして、同メンバーの村田寛奈(15)がアスカに扮し、登場している。

同展は、「エヴァ」と「美少女」をキーワードに、約30人の美少女アイドルとモデルが参加した、コンセプト写真展。8月1日から東京の会場で、15日からは、大阪で開催される。

「作品中の風景を現実として表現したら…」「あのアイドルがもし、エヴァの世界(第3新東京市)の住人だったら…」という、if世界のイメージ写真やアートな表現、エヴァをイメージしたファッション等々。エヴァの世界を現実の美少女たちと融合させた作品が飾られる。

綾波レイを演じた川島海荷へ、インタビュー

――最初に話を聞いたときの感想は?

川島海荷(以下、川島):綾波レイはとーっても人気なキャラクターであり、お話を聞いたときはプレッシャーや不安が大きかったです。しかも青髪ですし…。

コスプレも、ほぼ初めてだったので、新鮮な気持ちでした。

文化祭とかでは、真似している学生を見たこともありましたし、イメージトレーニングをしてから撮影に望みました。しかし、思ってた以上に本格的で、衣装の生地とかもしっかりしていたのでビックリ。聞くと、コスプレの中の本物らしいので、とても貴重な経験をさせていただきました。

――エヴァンゲリオンの印象は?

川島:少年の夢が詰まっているイメージです。現実にはない世界観ですが、自分も体感しているような気分にさせられます。しかも宇宙というのは無限大で、妄想しちゃいますね。

――綾波レイになった心境は?

川島:綾波レイは人間っぽくない、無表情な感じなので、それを表現しました。クローン人間という裏設定もあるみたいなので、写真撮影のときはあまり喋りすぎず、雰囲気作りを心掛けました。

――撮影中。その他に気をつけたことは?

川島:とにかく緊張して、もう呼吸を忘れそうでした。衣装を脱いでウィッグを取るまで緊張感が続いてました。

――気に入っているポイントは?

川島:青髪が予想以上に似合っていたと褒められたので、やはりウィッグかなぁ〜。多分もうこんな珍しい髪には出来ないと思います。

――改めて、撮影終えた感想は?

川島:撮り終わって良かったです。色んな方のこだわりが詰まった写真ばかりだとおもいます。スタッフのみなさんのエヴァ愛に感動しました。そして負けないように頑張りました。

関係者コメント

――(綾波レイ)川島海荷を見て

ヘアメイク担当から:レイの持っている、透明感を出せるようにメイクしました。川島さんが、本来もっている肌の透明感を生かして、肌作りしました。ブルーのウイッグも、とても似合ったので、役作りしやすかったです。

――(アスカ)村田寛奈を見て

ヘアメイク担当から:アスカに関しては、特徴的なウイッグを村田さんの顔に合わせるように、長さ、 ニュアンスを、カットで合わせる所にこだわりました。アニメ特有のパッチリ目だったり、肌の作り方をこだわってます。

――(綾波レイ)川島海荷を見て

スタイリスト担当から:撮影時の一番のこだわりとしては、綾波レイが持っている全体的に漂うムード、空気感みたいなものの表現です。衣裳の着方としては、やや力を抜いた着くずし感でしょうか。かすかに微笑んでる表情の中にも、無機質さや孤独、瞳の強さなど、綾波レイ特有の はかない透明感みたいなものを川島さんは、とても上手に演じていらっしゃったと思います。

――(アスカ)村田寛奈を見て

スタイリスト担当から:撮影時のこだわりとしては、アスカが持つ、元気で勝ち気な雰囲気づくりです。村田さんは、とても元気でパワフルな方。アスカ役も元気一杯演じてくださいました。負けん気強く、表情づくりもとても上手でした。


開催概要

■タイトル
J:COM presents エヴァンゲリオン×美少女写真展―Girls Collection of EVANGELION―

■出演
9nine(佐武宇綺、村田寛奈、吉井香奈恵、川島海荷、西脇彩華)、加藤夏希、トリンドル玲奈 …他

■主催
ジュピターテレコム(J:COM)、ムービックプロモートサービス

■会場および開催期間
・東京 / 8月1日(水)〜6日(月)西武池袋本店 7階催事場
・大阪 / 8月15日(水)〜21日(火)大丸心斎橋店 北館14階

■関連リンク
エヴァンゲリオン×美少女写真展 - 公式サイト
川島海荷/写真ギャラリー - livedoor NEWS
村田寛奈/写真ギャラリー - livedoor NEWS