[画像] LAWSON Wi-Fiが大炎上! WiFiサービスを使うと友達を無くす規約にTwitterが騒然

4月6日にサービスが開始されたLAWSON(ローソン)のWiFiサービス「LAWSON WiFi」。この利用方法と利用規約の内容があまりにもヒドイとTwitterから端を発し炎上状態に発展。さらに産業技術総合研究所情報セキュリティ研究センター主任研究員の高木浩光氏まで登場し「こういうのを“ログイン”と称すのはやめてもらいたいね」というあまりにも正論なツイートまで飛び出した。

このサービスを利用するにはAndroid用のアプリをダウンロードする必要があり、そのログイン方法で「Pontaの会員ID」、「電話番号」「誕生日」を入力したら「利用規約に同意し、ログイン」をクリックすると認証されて使えるようになる。Pontaの会員ID、電話番号、誕生日は任意で変えられるものではないので高木氏は「不正アクセス禁止法では、このような、IDと電話番号や誕生日の組み合わせで入らせるものは、アクセス制御機能に該当しないとしている」と説明しており、これを差して「ログイン」と呼ぶのは間違っているというわけだ。

さらにここから別の方向へ飛び火してしまう。ここまでならログイン方法を変更すれば解決するように見えるがPontaアプリの利用規約内に「自分の誕生日や電話番号をみだりに第三者に知られてはいけない」とする規定が見つかってしまう。アプリを使うために「このサービスを利用するためには、電話番号と誕生日を他人に知られてはいけない!誰であってもだ!絶対にだ!」という余りにも常識はずれな規約にTwitter民の反応は呆れ気味であった。その他の反応

・まさに友達がいないおまえらに特化されたアプリだな!
・Ponta カードごときに他人の(友人の)電話番号や誕生日情報の取得を制限されるいわれはない。くたばれ。
・ローソンと付き合うには、友達を捨てる覚悟が必要、と。
・ローソン凄いな。もう誕生日を祝って貰う事すら無理となったのか。

高木氏も「ローソンアプリ、悪質極まりない。自分のことにしか考えが及ばない唯我独尊なやり口。全力で潰せ。」とツイート。

この炎上を受けてローソン側も急きょ変更を発表

・Pontaアプリのログイン方法にパスワードの変更機能を追加
・ローソンのレシートに印字されるPonta会員IDの一部マスク
・アプリ利用規約の記載内容の変更

しかし、これがいつ変更されるかは時期は未定なままだ。今後の成り行きを見守りたい。
またこのWiFiサービスを利用する人は、こういった点に注意して“自己責任”で利用してもらいたい。

togetter:「ローソンWi-Fiが誕生日と電話番号を誰かに伝えることを禁止! @akiko_lawson @Ponta_now @wi2_300

高木浩光@自宅の日記「ローソンと付き合うには友達を捨てる覚悟が必要」
LAWSON Wi-Fi

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