日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは30日、日本代表FW岡崎慎司とDF酒井高徳が所属するシュトゥットガルトと対戦。試合は4−4の引き分けという壮絶な乱打戦で幕を閉じた。試合後、ユルゲン・クロップ監督とDFマッツ・フンメルスは、試合結果に悔しさをにじませるコメントを残している。

 クロップは『スカイスポーツ』に対し、「クレイジーな試合だった。私がこれまで経験してこなかったことがいくつか起きた。2−0にしてから我々はおかしくなったね。2点目で試合は決まったと思ったよ」とコメント。試合展開への驚きとともに、2点のリードを守り切れなかったことを悔やんだ。

 フンメルスも、「僕たちはシュトゥットガルトの攻撃に耐えられるペースで試合を運べていなかった。後半だけで、彼らに4点を取られ引き分けで試合を終えてしまった。とても苦々しい経験だ」と語り、勝ち点3を得られなかったことに唇をかみしめている。