2011年のプロ野球は、激戦の末、福岡ソフトバンクホークスが日本一に輝き、幕を閉じたが、各球団が催すファン感謝祭は今が真っ盛り。11月23日には7球団がファン感謝祭を開催し、DeNA社への球団売却が進行する横浜ベイスターズは、女子ソフトボールチームと対戦(見事に敗戦)したり、毎年読売ジャイアンツは新入団選手の初ユニフォーム姿を披露するなど、各球団趣向を凝らして1年間応援してくれたファンにサービスを行っている。

そんな中、日本一になったソフトバンクのファン感謝祭については、来月11日の開催前からネット掲示板上に批判が集まっている。

ファン感謝祭は日頃応援してくれたファンに感謝の意を込め、入場料無料、もしくは数百円程度とするチームが多く、中には入場料をチャリティーとすることもある。だが、ソフトバンクのファン感謝祭入場料は、おとな1200円、4歳以上の子供は1000円という設定に。この発表がされるや、ネット掲示板では「金額が桁違い」「ファンの皆さんに感謝を込めて集金 」「こども1000円はないわ」など、批判一色の様相を呈しているのだ。

本来ならファンに感謝し、触れ合い、楽しませることを目的としたイベントであるべきはずが、批判の対象となっては元も子もない。公式サイト上では、すでに「一般チケットは完売」という記載があり、金額がもたらす影響は無さそうだが、ファンの胸中はいかに?

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