Brian X. Chen


今年4月のiPad公開時に撮影。Photo:Jon Snyder/Wired.com

台湾メディアによると、米Apple社は、アジアの提携先である台湾Foxconn(富士康)社に対し、2011年春に発売する計画で、第2世代『iPad』を100日以内に製造して出荷するよう求めたという。

台湾の技術情報サイト『DigiTimes』の記事によると、Foxconn社は、第2世代iPadを2011年2月までに出荷するという計画を通知され、初期の出荷台数は40万〜60万台になるという。発売は2011年4月になると見られている。

この発売時期は根拠がありそうだ。iPadの初期モデルが店頭に並んだのは今年4月だったからだ。Apple社の『iPhone』は年に一度モデルチェンジされており、iPadにも同様の1年の製品サイクルが適用されるのは現実味がある。

新しいiPadの機能は、次のようになると予想されている。

  • 9.7インチの『Retina』ディスプレイ(『iPhone 4』と同じ)
  • フロントカメラ搭載、『FaceTime』ビデオ通話アプリケーション内蔵
  • 『AirPlay』ストリーミングの拡張サポート。Jobs CEOは11月、ユーザーからの問いに答える電子メールで、「Safariやサードパーティ・アプリからApple TVにビデオをストリームできるようにする」等の機能を追加すると述べている

筆者としては、スクリーンの向きをロックする物理スイッチや、Apple TVとのさらなる統合(Apple TV上にあるコンテンツをiPad上にストリーム可能にする等)を希望したい。

[日本語版:ガリレオ-平井眞弓]

WIRED NEWS 原文(English)

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