アルケミスト社長、任天堂に苦言。任天堂の裏事情とは2010年9月29日に開催された「任天堂カンファレンス2010」。その同社代表取締役社長・岩田氏にアルケミスト社長がブログで反論している模様。
 
岩田社長の発表に苦言のアルケミスト社長岩田社長は任天堂カンファレンス2010にて、次のように語った。
「任天堂のゲームハードで売れているのは、任天堂ゲームソフトばかり。サードパーティのゲームタイトルが売れていない。」
 
そして、次世代携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」へのサードパーティ参入について、こう語る。
「ニンテンドー3DSでは、スタートダッシュの段階でサードパーティと足並みを そろえる必要がある。」
 
それに対し、アルケミスト社長はブログで反論している。
 
「任天堂は、足並みよりも流通問題を解決するべきだ。」

流通問題と言われる、任天堂の裏事情1.ゲームソフトの再発注は1000本から
ゲームソフトが売れると再発注を生産することになるが、任天堂は再発注の最低本数が1000本のため、100本や200本の再発注をかける事ができない。他メーカーのハードの場合は、100本単位で再発注が可能。
 
2.ゲームソフトを再発注すると出荷までに3〜4週間かかる他メーカーのハードの場合は、再発注すれば1週間で出荷できるが、任天堂は3〜4週間かかる。
 
3.ゲームソフトを再発注するには前金を全額払う必要があるゲームソフトを再発注する際、任天堂に製造費の前金として全額支払う必要がある。
 
問題点の指摘、任天堂は変わるのか今回発表された「任天堂のゲームしか売れない」事。それを「サードパーティと足並みをそろえていなかったから」との発言に、「それよりも流通問題を解決しなければならない」と鋭い指摘を行うアルケミスト社長。
サードパーティのソフトが売れるために、任天堂は今後どう動くのか。
 

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