UEFAは12日、CSKAモスクワに所属するGKアルトゥール・ニグマトゥリンに、2010年12月31日までの出場停止処分を科すと発表した。1月にスペインでドーピング検査を受けた際、同選手から利尿剤フロセミドの陽性反応が出たためと明かされている。

CSKAモスクワでは昨年12月、その前の月に行われたチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で、DFセルゲイ・イグナシェビッチとDFアレクセイベレズツスキーにドーピング規約違反があったとして、1試合の出場停止処分が下されていた。その際はメディカルスタッフの不手際とのことで、UEFAから2万5000ユーロ(約300万円)の罰金がクラブに科されている。