X(旧Twitter)のCTO兼任取締役であるイーロン・マスク氏が、Xのデフォルトのデザインを黒を基調としたダークモードに変更し、背景が白い従来のライトモードを廃止する考えを明かしました。

Elon Musk says Twitter will soon only offer dark mode because it’s ‘better in every way’ - The Verge

https://www.theverge.com/2023/7/27/23810140/elon-musk-twitter-x-dark-mode-only

XのUIがダークモードのみになることが判明したきっかけは、仮想通貨・Dogecoinのデザイナーを務めるXユーザーがTwitter Blueのチェックマークを青色から黒色にした画像を作成して、「黒色も好きですが、ダークモードではしっくり来ないですね」とつぶやいたことでした。



これに反応したマスク氏が、「このプラットフォームは間もなく『ダークモード』だけになります。その方があらゆる面で優れていますから」と投稿したことで、Xが近日中にダークモードのみで提供されるようになることが判明しました。



記事作成時点では、Xには3つの背景色のオプションが用意されていますが、ダークモードのみになると選択肢が減少する可能性があります。



マスク氏がこの投稿をすると、すぐにユーザーから黒地に明るい文字のテキストは読みにくいので考え直してほしいとのリプライや、もしダークモードを基本とするにしても、白地に黒字で読むオプションは残してほしいという意見が多く寄せられました。

日本では、XのアプリはまだTwitterのままですが、IT系ニュースサイトのThe Vergeによると海外では2023年7月27日にGoogle Playストアのアプリの名称とアイコンがXへと変更されたとのこと。iOSでも間もなく同様の変更が行われる見通しです。



マスク氏は、Xを決済機能などが盛り込まれた「スーパーアプリ」にすることを目標に掲げており、今後もXのブランドにはさまざまな変更が加えられていくと予想されています。