Apple公式のアプリストアであるApp Storeに掲載されている情報から、Metaが開発中のTwitter競合アプリ「Threads」が、2023年7月6日にリリースされることが明らかになりました。

Meta’s Twitter competitor, Threads, launches on July 6th - The Verge

https://www.theverge.com/2023/7/3/23783227/meta-instagram-threads-twitter-competitor-app-store



MetaがTwitterの代替となるSNSを開発していることは、2023年3月頃から報じられています。このSNSのコードネームは「P92」で、Metaも「テキストの更新を共有するためのスタンドアローンの分散型ソーシャルネットワークを検討しています」と、新しいSNSを開発中であることを認めていました。

Twitterの代替となる分散型SNS「P92」をMetaが開発中と報じられる - GIGAZINE



さらに、この「P92」というコードネームで開発が進められているSNSの正式名称が「Threads」となることも明らかになっています。

「Instagram版Twitter」のアプリ画面と新情報がリークされる、正式名称は「Threads」か - GIGAZINE



そんなThreadsのApp Storeページがすでに存在することが明らかになりました。App Storeページは以下で、アプリ説明欄には「Instagramのテキストベースの会話アプリ」「Threadsはコミュニティが集まり、今日気になるトピックから明日のトレンドまで、あらゆるものについて話し合う場所です。興味のあるものは何であれ、お気に入りのクリエイターや同じものを愛する他のクリエイターをフォローして直接つながることができます。また、自分自身の忠実なフォロワーを構築して、アイデア・意見・創造性を世界と共有することもできます」などと記されています。なお、開発者はMetaではなくInstagramとなっています。

Threads, an Instagram app on the App Store

https://apps.apple.com/ja-jp/app/threads-an-instagram-app/id6446901002



PCからApp Storeページを開いてもリリース予定日は表示されませんが、iPhoneからアクセスするとリリース予定日が「7月6日」と表示されます。



アプリページに並んでいるスクリーンショットによると、Instagramのユーザーネームがそのまま利用できる模様。



また、InstagramのフォロワーをThreadsでもそのまま発見できます。



さらに、Twitterのように会話をスレッド形式でつなげていくことが可能。



そして投稿の公開範囲を指定することもできるようです。



海外メディアのThe VergeによるとThreadsは分散型ソーシャルメディアプロトコルであるActivityPubを実装するそうです。ただし、アプリが7月6日にインストールできるようになるからといって、その日からThreadsを利用できるようになるとは限らないと、The Vergeは指摘しています。

なお、2023年7月の最初の週末にはGoogle Playでも一時的にThreadsが公開されていたそうですが、こちらはすぐに非公開化されています。