1996年の結成以降、20年にわたり日本のロックシーンに独特な存在感を示し続けているロックバンド・くるり。そのフロントマンである岸田 繁の、今度の“コラボ相手”は…リラックマ!

Netflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』は、自分の真面目な性格にコンプレックスを抱くアラサーOLのカオルさん(声/多部未華子)と、呑気なだららん生活を送るリラックマたちが過ごす色とりどりの12ヶ月を描いた物語。

岸田は本作のサウンドトラックを担当し、そんなリラックマの“だららん感”や、“癒し系らしさ”を、「サウンドとして不完全さを残しておくこと」で表現したという。

レアすぎる(!?)リラックマとのツーショットをお届けするとともに、バンドはもちろん、劇伴からオーケストラの大作、そして鉄道の発車メロディーまで、多岐にわたる創作活動を行いながら、芸術系の大学で教鞭もとるなど、幅広い分野でクリエイティブに「一流」を極める、岸田の創作の源を探った。

撮影/大関 敦 取材・文/坂本ゆかり 制作/iD inc.