マンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクは、10日に行われたアーセナルとの大一番で得点を決めることはできなかった。このゲームはトップ4フィニッシュを争うライバルとの直接対決だっただけに、勝ち点を落としてしまったのは痛い。

しかし、ルカクはこのゲームでも何度かシュートチャンスは作れていた。バーを叩いたシュートもあれば、相手GKをかわしてからシュートを打とうとするなど、ここ最近の好調ぶりは今も続いていると言えよう。

このゲームの前までルカクはクリスタル・パレス、サウサンプトン、そしてパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦2ndレグと3試合続けて2ゴールずつを奪う大活躍を見せていた。この好調の裏には、食生活の変化があったという。

英『Daily Mail』によると、ルカクは試合前の食事をパスタ中心のものからハムとチーズを使ったオムレツに変えた。食生活を変えることで体を軽くし、パフォーマンスの向上へ繋げたいとの考えがあったのだろう。今のところこのチャレンジは当たっていると言っていい。同メディアもオムレツ無しで得点は奪えないと冗談交じりに伝えており、ルカクの状態は決して悪くない。

一時はマーカス・ラッシュフォードの爆発によってポジションを失うのではとの意見もあったが、ルカクはチャンピオンズリーグでも結果を出すなど重要な存在になっている。この調子を維持したいところで、試合前の食事は軽いもので済ませた方が良さそうだ。