楽天は、2月12日に決算説明会を実施。三木谷浩史社長は決済事業について「楽天Pay、楽天Edy、楽天ポイントの合計で全国300万スポットで使える。圧倒的に国内最強」と自信を示しました。

「楽天ペイ」アプリを3月18日にアップデートし、電子マネー「楽天Edy」の管理機能を統合します。これにより、楽天ペイのバーコード決済、Edyの電子マネー、そして楽天ポイントという3つの支払い機能が1つのアプリで利用できるようになります。

注意しておきたいのは三木谷社長が紹介した「300万スポット」は、「楽天ペイ、楽天Edy、楽天ポイント」という3つのサービスの対応スポットを合計した数だということ。たとえば楽天ポイントのみに対応する店舗も含まれています。

楽天ポイントでは、そもそも貯まっていないと使えないというネックがあります。また、楽天Edyは多くのSIMフリースマホなど、おサイフケータイ(FeliCa)に対応していない機種では使えません。

■モバイル決済事業を新会社に集約


12日の決算説明会にあわせて、楽天傘下のモバイル決済サービスの組織体制を変更します。4月1日より「楽天チェック」を運営している子会社スポットライトが楽天本体が保有する決済事業および楽天Edy株式を譲り受け、「楽天ペイメント株式会社」に商号を変更。モバイル決済とポイントサービスを統括する会社となります。