28日、サッカー日本代表はアジア杯準決勝戦でイランを3-0で破り、決勝進出を決めた。試合はイランの猛攻に劣勢の展開となったが、後半11分、大迫勇也のヘディングで先制点をあげると、大迫のPK、原口元気のゴールで追加点も。「事実上の決勝戦」といわれた一戦に快勝した。

すると29日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」では同一戦の模様を放送。日本代表がUAEとカタールの勝者と対戦することから、両代表のキープレイヤーや強みなども紹介した。

スタジオでは、ジャーナリスト・青木理氏が「残念なのが韓国もオーストラリアも強いところが負けちゃったんでしょ。本当は永遠のライバル対決を見たかった」などと所感を述べると、2月1日に行われる決勝戦について、弁護士でコメンテーターの菅野朋子氏は「昨日はこの番組あるから観れなかったですけど、金曜日なので次の日お休みだから(観戦できる)」などと期待に胸を弾ませた。

すると羽鳥アナウンサーは「玉川さんも物理的に金曜日は見られる?玉川さんもそんなサッカー詳しくないですけど、(UAEは)ザッケローニさんが監督なの、スタンド真っ白になるのみたいな」などと、同局社員でレギュラーコメンテーター・玉川徹氏に話を振った。

これに対し、「観ないといえないじゃないですか、私。局員として」と苦笑いを浮かべた玉川氏だったが、唐突に「ただ松木さんは解説なんですか?」と、この試合も感嘆詞を多用し解説を行った松木安太郎氏の役割であり職務に疑問を呈したのだった。

すぐさま羽鳥アナウンサーが「松木さんは異常なしです。絶好調です」と漠然とフォローを入れたが、同氏は「解説者なんですか?」と念押し。羽鳥アナウンサーが「なんでしょう」と首を捻ると、青木氏は「応援団長」などと表現した。

それでも玉川氏が「(松木氏と)近くに座って仕事を一緒にやったことあるんですけど」と言葉を続けると、羽鳥アナウンサーは、松木氏を解説者と明言しないまでも「松木さんの放送を観ていると『そうそうそう』とは思う。『へぇ』と思うことはあまりないかもしれない」と説明、その最後に「必要な人物」と付け加えた。