苦戦したトルクメニスタン戦(○3-2)が良い教訓になりそうだ。日本代表MF原口元気(ハノーファー)が初戦から2日経った11日、試合で感じていたプレシャーについてあらためて吐露した。

「トルクメニスタンに対しては、良いゲームをして良い内容で勝たなければいけないと思い、うまくいかなくなったところでストレスを感じていた選手がいたと思う。僕もその一人。期待値の大きさをストレスに感じている部分はあった」。ただ、これが今後に向けては好材料となる。

「アジアで勝つのは簡単じゃないことに全員が気づいたと思う。まずはしっかり勝つことが明確になったことが大きい。もちろん良いゲームをした方がいいけど、でも一つ明確になったかな。勝てばいいと。一番大事なことに気づけたかなと思う」

 初戦の翌日は午前も午後もリカバリーに充て、コンディションを回復したという原口。「初戦でこけなくて良かった。難しい試合だったけど、うまく勝ち点3を取れてこれから良くなっていくと思う」と前を向いた。

(取材・文 矢内由美子)