牛肉や果実をはじめ、年末年始向けに普段とひと味違う特別な食品を購入する際、世代が高い消費者ほど「品質の良さ」や「食材の産地」を重視することが民間調査で分かった。一方、若い世代では「価格の安さ」や「送料無料」など値頃感を重視する割合が高く、世代間で消費志向に特徴が現れた。

 調査は、リサーチ会社のロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)が、全国の男女3000人を対象に実施。「20代」「30代」「40代」「50代」「60代以上」の世代別に集計した。

 年末年始向けに特別な食品を購入する際、最も重視することを尋ねたところ、「品質の良さ」が最多で全体の61%を占めた。世代別では、世代が高いほど「品質の良さ」を重視する傾向があり、最も多かった50代では68%が選択。60代以上も65%と続いた。一方、20代は52%で最も低かった。

 「食材の産地」を選んだ消費者も、世代が高いほどその割合が高まり、60代以上(9%)が最高だった。

 一方、「価格の安さ」を選んだのは20代が28%で最多。30代が23%と続き、若い世代で割合が高かった。60代以上は11%で最も低かった。

 同社は「全ての世代で品質を重視する割合が最大となった一方、節約志向が高い若い世代では値頃感を重視する傾向も一定にある」と分析する。