Peachとバニラエアの統合に伴い、バニラエアとしての航空便の運航が終了します。航空路線は段階的にPeachに引き継がれます。

一部路線は廃止も

 LCC(格安航空会社)のPeachとバニラエアは2018年12月17日(月)、両社統合により、バニラエアとしての運航を2019年10月26日(土)に終了すると発表しました。


バニラエアの旅客機。写真はイメージ(画像:photolibrary)。

 両社は2019年度中をめどに統合を計画しており、ブランドはPeachに統一する方針です。

 バニラエアとしての運航終了は、5月7日(火)の関西〜桃園線から始まり、10月26日(土)の成田〜桃園線、福岡〜桃園線まで段階的に実施されます。便数が6〜8往復と最多の成田〜新千歳線は8月31日(金)で終了します。

 各路線の運航はPeachに引き継がれますが、関西〜奄美大島線、成田〜高雄線など一部の路線は、バニラエアによる運航終了からPeachによる就航まで期間が空きます。

 また、成田〜函館線は3月30日(土)、成田〜香港線と那覇〜石垣線は5月31日(金)にそれぞれ廃止される予定です。

【画像】Peachが導入予定の中距離海外用旅客機


Peachが中距離アジア路線に導入する予定のエアバスA321LRのイメージ。初号機は2020年度第3四半期、2号機は同年度内に納入される予定(画像:ピーチ)。