Engadget 日本版 YouTubeチャンネルより。

発表されるやいなや話題沸騰中、3軸ジンバル搭載カメラ「DJI OSMO Pocket」の動画レビューをお届けします。



コレ本当に皆さんが思っている以上に小さくて軽いんですよ。まず箱の小ささに驚きます。



次に箱を開けて本体を手にとって驚きます。全長121.9mmで重さ116g。手のひらサイズならぬ、手の中サイズです。



ファーストインプレッションは「スゲー時代になったもんだなぁ」って感じです。このサイズで4K/60fpsの映像を手ブレせずに撮影できるのですから。小さいながらもタッチパネルモニターが付いているのも使い勝手が良いです。自撮りだって本体だけで画角を確認しながら撮影できますからね。



スマホと接続して専用アプリを使用すると大きな画面で確認できるだけでなく、撮影機能も強化されより使いやすくなります。

ただ実際に使ってみると気になる点がいくつか挙がってきました......。

まず1つ目に画角が狭いこと。FOV80°なのでアクションカムの画角に慣れてしまうと全体的に窮屈な印象です。特に自撮りでは周りの景色があまり入らず、顔が大映しになってしまいます。

2つ目は本体に三脚ネジがないこと。画角が狭いので自撮り棒に装着したいのですが、本体に三脚ネジがないのでオプション品の延長ロッドやアクセサリマウントが必要となります。

そして3つ目が軽過ぎること。ある程度の重さがないと、歩きながらの撮影では上下動がカメラに直接伝わってしまいます。歩き方や持ち方に工夫が必要でしょう。



今回は本体のみの貸出だったので、クランプを使って自撮り棒に装着して試してみました。画角的にはこちらの方が見やすそうですし、上下動も多少安定する感じです。

本体と同時に各種オプション品も発表されたのですが、その中にカメラ部にピタッと張り付くマグネット式のNDフィルターがあります。このマグネット式のワイドコンバージョンレンズが出てくれると自撮りでももっと使いやすくなるのではないでしょうか。

とはいえ、映り自体もなかなかキレイですし、これだけ機動性がありつつ安定した映像が撮れるとなると、様々な場面で大いに活躍してくれるでしょう。DJI OSMO Pocketは4万4900円(税込)で12月15日に発売予定です。