未成年者が性的暴行の被害者となるニュースを耳にするたび居たたまれない気持ちになるが、加害者が家族の一員であった時にはなお更やりきれない。このほどコロンビアで、10歳少女が実兄に性的暴行を受けた末に出産した。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。

コロンビアのプトゥマヨにあるプエルト・レグイサモという地域で、両親と一緒に住んでいた10歳少女(名は公表されず)が、実の兄に性的暴行を受け、妊娠。11月1日に男児を出産した。

フロレンシアの病院にて帝王切開で出産した少女は、誕生した男児ともに元気にしているそうだ。少女の出産後、カミロ・ディアズ病院長は「未成年者が家族の一員、つまり兄に暴行を受けたうえでの妊娠であると警察からの情報を受けている」と地元メディアに明かしている。

また同メディアによると、両親は妹に性的暴行を働いた息子を警察に通報したくなかったようだ。しかし今回、警察では児童虐待事件として捜査を続けているという。

画像は『Mirror 2018年11月5日付「Girl, 10, ‘raped by own brother’ gives birth to boy in Colombia」(Image:CEN/Noticias RCN)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)