中国人の日本文化への理解は、アニメやドラマによるところが大きいだろう。若者を中心に、日本人の生活への興味と好感につながっている。中国メディアの今日頭条は10月31日、日本人が冬を乗り越える「神器」として、「こたつ」を紹介する記事を掲載した。最近では、中国の生活習慣にも合うような新しい商品が出ているという。

 記事の中国人筆者は、日本のアニメやドラマで見たこたつが忘れられないと紹介している。冬の寒い日に、家族がこたつに集まり一緒に食事をしたりくつろいだり、時には寝落ちしてしまったりする光景が印象的で、「こたつというものは、一度入ると離れられなくなるようだ」と感じたことを伝えている。

 「机に布団を掛けたものがそんなに暖かいのか」興味を持った筆者は、中国のネットショップで探してみたそうだ。足の短い机は畳に直接座る日本人の生活に合わせたもので、全く同じものはなかったそうだが、ある日本のメーカーが出している中国人の生活にマッチした商品を見つけたそうだ。

 中国では机と椅子の生活なので、冬は集中暖房のない地域だと座っていて非常に寒い。この商品は、机の下にマグネットで取り付けられる薄いヒーターによって足元を暖めるというものだ。暖かいがやけどをするほどではなく、取り付けも簡単だと紹介している。机に布をかぶせれば、日本のこたつ同様足元全体を暖めてくれるので、体がポカポカになると伝えた。

 こうした商品が出るということは、それだけ需要があるということだろう。日本のアニメなどでこたつを見た中国人が、「神器」にあこがれてきたのかもしれない。日本人としては、やはりこたつに座って寝転がりたいところで、日本式のこたつの良さにはかなわないものの、このマグネットヒーターの良いところは、寝落ちしないところかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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