『Open Goal』は元スコットランド代表FWデレク・ライオダンのインタビューを掲載した。
デレク・ライオダンは1983年生まれの35歳。かつてハイバーニアンやセルティックでプレーしたストライカーで、スコットランド代表としても3試合に出場した経験を持つ選手だ。
彼は2011年にハイバーニアンから中国超級リーグの陝西宝栄に移籍。しかしわずか9試合の出場に終わり、半年で退団し帰国している。その後は様々なクラブを渡り歩き、現在はフリーエージェントの状態である。
なぜ中国ではうまく行かなかったのか?彼はインタビューに対して以下のように話し、とにかく食事と環境に馴染めなかったと語った。
デレク・ライオダン
「中国リーグへの移籍はひどかったよ。いずれにしても。正直に言えばすべてがね。僕は飢えていた。
食べ物がひどかった。スキャンダラスな食べ物だよ。
チームメイトには夕食に連れて行かれたけど、とにかく飢えたよ。食べ物がひどいから。僕も、同僚のファビオ・フィルマーニもそうだった。彼も食事がダメだった。
我々はプレーンなパスタにトマトソースとパルメザンチーズをかけて食べることしかできなかった。
夜は飢えたまま裸でプールに行くだけだ。食べるものは得られず、酒もなかった。
サッカーもひどかった。ピッチは芝が長すぎて、雨が降れば大きな水たまりができる。フィジオセラピストもおらず、怪我をしたときは鍼治療をするだけだ。
5ヶ月間で3人の監督とプレーしたよ。2位にいたのに解雇された。そして僕も5ヶ月間で退団することになった。
中国に行ったことを後悔しているか?ああ、正直に言えば、ゴミみたいなもんだったね」
中国のリーグで食事が合わなかった選手は彼だけでなく、あのカルロス・テベスもほとんどのメニューを食べられなかったという。
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